« 2014年6月 | メイン | 2014年8月 »

2014年7月29日 (火)

今週の玄関花

20140723 

*担当流派 池坊鹿児島中央支部 

*花題 水とあそぶ

*花材 アビス、アンスリウム、コショウ、カラテア、マドカヅラ

     クロトン、スモークグラス、デルフィニウム

*花器 ガラス

今週の担当は池坊でしたnote

中央に配したアンスリウム(緑色)が手配できず、いろんな花屋を
たずねて探されたそうです。
なじみの花屋さんが店を閉じたため、すごく苦労されたそうです。
自分で思い描いた花材を手配するのって、本当に大変だと思いますconfident

さて、この間の日曜日、宝山ホールで開催された池坊巡回講座を受けてきました。
高校生から教授クラスのベテランの方々まで、たくさんの方々が集まっており、
ホール席の7割は埋まっていたと思います。
ステージの上で指導者が様々な型を生けるというデモンストレーション形式で、
生けながら説明されるアドバイスを皆さん熱心に聞いていらっしゃいました。

その話の中でも、花材の合わせ方の大切さを何度も話されていました。
そして引き算の大切さ。
綺麗なものを足せば足すほどいいのではなく、無くてもいい部分はそぎ落とす。
その見極めの大切さといったところでしょうか。

女性のメイクと同じですよねhappy02

私も気をつけなくちゃsweat01

来週は専心池坊が担当です。

2014年7月22日 (火)

今週の玄関花

20140716*担当流派 文人流

*担当者名 小ヶ倉 松靖 

*花題 百事如意

*花材 青柿、百合

*花器 小鹿田焼

今週の担当は文人流でした。

原稿には花材などの他に、次のようなことが記載されていました。

 文人流は南画・文人画と相趣向し、四季・四君子を中心に、
 その取り合わせに風雅なる名称をおき、自然を尊重します。

これを読んで作品を見ると、なるほどsign03って思いますhappy01
柿といえば秋に見せる柿色を思いますが、青い柿の色もいいです
よねぇnote それに百合がマッチしています。

来週は池坊が担当です。

2014年7月14日 (月)

今週の玄関花

20140709*担当流派 蒼仙流

*担当者名 吉村 朋子 

*花題 憧憬

*花材 デルフィニウム、ルリタマアザミ、アジサイ、デンファレ、
     晒し三又、ヒトデ、貝、着色カラタチ

*花器 スペイン製ガラス花器

今週の担当は蒼仙流でしたnote

今週の作品は爽やかで女性らしいheart01
貝やヒトデがディスプレイされていてカワイイです~happy01
生け込みが終わったあと、バランスを考えて一つ一つ
細やかに配置されていました。

布使いといい、一体感・空気感がいいですよねぇ。
隣接する特設会場(ディズニーアート&コレクション)ともピッタリshine

暑い日が続き、花材の調達も大変だと思いますsweat01
でも、ここ数週間の作品を見ていると、色で魅せる作品
が多くて、本当に見ていて楽しくなりますhappy02

来週は文人流が担当です。

2014年7月 6日 (日)

今週の玄関花

20140702clover担当流派 専正池坊

clover 担当者名 窪 恵暁 

clover 花題 初夏・ウォーターフォール

clover 花材 オクラレルカ、シャガ、ホオズキ、カスピア、カスミソウ、ハンゲショウ

clover花器 アイアンスタンド、水盤

今週の担当は専正池坊でした。

今週の作品も大きかったですねぇhappy01
ウォーターフォールって花題つけたのが理解できます。
まさに大量の水が流れ落ちるようnote

アクセントを出しているのはホオズキ。
ホオズキを見ると、夏を感じますよねぇ。
そしてそして、ハンゲショウsign03
毎年7月2日頃(半夏生)に花を咲かせることから名付けられたという説と、
葉っぱが一部分を残して白くなる様子から「半化粧」という意味を持たせた
という説があるようですhappy01
まさに今の花なんですね。

来週は蒼仙流の担当です。
台風が近づいていて、少し心配typhoon