benyの山形屋ざんまい

今日から開催されている江戸老舗めぐり。

美味しそうなものの素敵なものたくさん！

食べ物より何より、私が今日、会場で一番目に付いたのがこの人。

ビーズのバッグです。

とにかく細かい！そして色がキレイ。私の感動が画像で伝わるでしょうか？？

ビーズのバッグについて、柏ビーズの方に色々お話をお聞きしました。
（たくさんお時間をいただいてしまいました・・・）

ビーズのバッグって、昼間と夜と光によって表情が異なるなんて、初めて聞きました。
昼間の光では目立たなかった色の部分が夜の光では、とっても目立ったり・・・
そんなことお聞きしないと知りませんでした・・・

昔の方って、成人式でビーズのバッグを持たれていたそうです。１９７０年から６０年代くらい？？
今もそのバッグ達は現役で、使っておられる方も数多くいらっしゃるそうです。

革のバッグで３０年も４０年も使う事ってないと思いますが、ビーズなら可能。
そんな事もお聞きしました。
外側よりも内側の部分が汚れてしまって、内側だけ作り変えたり・・なんてこともよくあるそうです。

それから・・・
素敵なエピソードをお聞きしましたので、ご紹介したいと思います。
大正時代に作られたであろうビーズのバッグ（多分輸入物でしょうとのこと）が、代々受け継がれていて、柏ビーズさんにお修理を依頼された方がいらしたそうです。
おばあちゃんの結婚前に使ってらしたであろう、真っ赤なバッグをお修理して大事に大事に使う・・・
なんて素敵なんでしょう・・・！

職人の方の技術って色んなものを超えて愛されているのですね・・・
素敵です。

ドレスアップや、着物のときに、お持ちいただくのももちろんおしゃれですが、こんなバッグを普段もてるような、おしゃれな人になりたいなーなんて思った私でした。

個人的にはこんなキレイな帯止めが欲しいです。

ちなみに画像のバッグは210,000円
手紐１本一日かかるそうですから、あの手間といったら・・・
いったい何日かかるのでしょう・・・
かなりの色のビーズを使っているので、かなり時間がかかったとおっしゃっていました。